▼目で見たときは「でけー」と思った月が、写真で見ると「オヨヨ？」ってくらい小さく見えたりすることがある。あるよね？てか上の写真が、まさにそうなんだけど。ほんとはもっと「ぼぎゃー」（のだめ風）ってくらいでかかった。

▼これって単純に、
（目だと）月への思い入れやインパクトで大きく感じるだけとか、
（目だと）周囲の「光のぼやけ」で大きく見えるからとか、
（写真だと）周りの景色も写って月だけに集中できないからとか
そういった勘違い（？）だけじゃなくて、月の引力の影響が、網膜とレンズとで異なるからっていうちゃんとした理由も混ざってるらしい。（地平線と天頂とで大きさが違って見える＝ほんとは同じっていう「月の錯視」とはまた違った話）

▼レンズには「本来見えてるべき大きさ」が写るんだけど、網膜だと引力の影響を受けて少し拡大されて見えるんだと。つまり、「目でしか見れない月」は確かにあるわけです。と言っても、極端に大きさが変わるってものじゃないので、大きさが違って見える一番の原因は、やっぱり思い入れやインパクトによる錯覚だろうけど。