トムパラ三国絵日誌
…ついに両者の決闘が始まった!
そして、その刹那…!!!
〜突然の侵入者(ストレンジャー)の巻(前編)〜
無謀にも我が城へ乗り込んで来た一匹の渡世人(虫)。その目的は何なのか、定かではない。
だがしかし、理由はどうあれ彼(緑)が侵入者である事に変わりはなく、こちらはそれ相応の措置を取らなければならない。
そこで送り込んだは、我が城最大の守衛(ガーディアン)、名を「なんかふんわりしたイヌ」。
…よく考えたら名前などつけていなかった。とりあえず姉からのプレゼントだ。
自分の何倍もある相手にひるむ事なく、メタルグリーン(少し茶色がかっているのは年のせいか)の肉弾をぶつけて行く。
だが、我が守衛「なんかふんわりした(以下略)」は少しも動じない。「以下略」なのにちっとも字数が減っていないのは秘密だ。
一心不乱に攻撃を試みる敵(通り名「カナブン」)と、不敵な笑みを浮かべる守衛(「なんかふんわ(以下略)」)。
「なんかふ(以下略)」の鉄壁の守りに、敵は一瞬、疲労の色(こげ茶)を見せた。